春に風が強い理由をご存知でしょうか?
風が強いとセットした髪型が台無しでイライラ…。
強風になれば体が冷えて風邪を引くかも…。
これだけ聞くとストレスしかありませんが、
春は「ひな祭り」や「お花見」と暖かくほのぼのした
イメージのイベントが盛りだくさんです。
しかし、逆のイメージである風の強さと春がどう関係しているのでしょうか?
当記事では、春に風が強い理由を紹介しています!
春に風が強い理由とは?
春に風が強い理由とは何でしょうか?
統計データで見てみると単純に春は強風が吹きやすい季節だと言えます。
強風が最も多く吹くのが4月で次に3月。
どちらの月も春ですね。
1年で風速10メートル以上の強風の日が多いのが春ということなんです。
肝心の理由ですが、一体どうしてでしょう?
その理由は、「南北の気温差が大きいから」なんです!
どういうことかと言いますと、
春が訪れて間もない頃、北方面では寒気が残っています。
逆に南方面では暖気が北上を始めます。
そのため、日本では寒気と暖気がぶつかり激しい気温差を生み出します。
北の寒気と南の暖気がぶつかると低気圧が発達しやすくなります。
低気圧が発生すると周りには強風が発生するので、
春は風が強い…というのが理由だったんです!
ちなみに春になって寒気と暖気がぶつかり一番最初に発生した
低気圧から生まれた強風は「春一番」と呼ばれています。
逆に5月くらいの遅い時期に発生した低気圧から生まれた強風を
「メイストーム」と呼ばれています。
メイストーム…なんかかっこいいですね(笑)
まとめ
如何だったでしょうか?
春はのんびり過ごせる季節かと思いきや
意外にも破天荒な季節でしたね…。
余談ですが、台風が多い季節も春だそうです。
春のイメージが180度変わりそうですね(笑)