東京に花粉症患者が多い理由をご存知でしょうか?
東京はスギが少ないにも関わらず花粉症患者は増えているそうです。
なんか不思議ですよね?
スギ面積は増えていっていないのに花粉症患者は増え続ける…。
当記事では、東京に花粉症患者が多い理由について紹介していきます!
東京では花粉症患者が多い理由とは?
東京で花粉症患者が多い理由をご存知でしょうか?
都会はスギが少ないので花粉による花粉症患者が少ないと思いますが、
実はスギがなくても花粉症患者が多いのが東京なのです!
日本のスギ林の面積は増えていないにも関わらず、花粉の飛散量は、
年々増加し続け、花粉症患者が増えています。
ここまでは花粉の飛散量が増えているので比例して花粉症患者が増えているというもの。
しかし、その中でスギが少ない東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪といった
都市圏で花粉症患者が増えているというのです。
その原因が「アジュバント物質」です!
聞きなれない物質ですよね。
アジュバント物質とは、花粉と一緒に体内に取り込まれると、
花粉症のアレルギー症状が悪化する物質なのだ!
非常に恐ろしい物質です。
東京などの都市部の空気には、排気ガスにより、
NOx(窒素酸化物)やディーゼル排気粒子といった大気汚染物質が多く含まれています。
NOx(窒素酸化物)やディーゼル排気粒子が
山から都会へと移動してくる花粉に吸着することで、アジュバント物質になります。
アジュバント物質には、「粒子型アジュバント」、「ガス状アジュバント」の2種類があり、
花粉とは別に、アレルギー反応を導く体内の免疫系細胞に対して直接刺激を与える。
なので、体内のアレルギー抗体の生成が促進され、アレルギー症状が悪化する。
このアレルギー症状が悪化することを「アジュバント効果」と呼ばれる。
まとめ
如何だったでしょうか?
花粉による花粉症も怖いですが、それを悪化させるアジュバント物質も怖いですね…。